Updated : 2002/10/24 - All pages are written in Japanese only.

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KH2GR グアム旅行記
2002/10/10(木)〜15(火)

10/14(月・体育の日)

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14.眠らない…眠らないぞ〜

AL-80B をひらく。いったいどこが悪いのか…今日は 3:18〜3:37 に、ハワイの WH6BIE Kyle と FO-20 でスケジュールを組んでいます。昨日は結局、こちらの寝坊と先方の機器の問題で QRV きなかったので、今日は何が何でも起きていなくては…。眠い目をこすりつつ、持ち帰る故障品の FT-1000MP Mark-V をパッキングし、続いて故障品の 1KW リニア AL-80B のケースを開いて中を見ます。…が、眠たい目と頭では何がわかるでもなく、開いただけで中断です。

この時間帯、頭を使う作業は無理と判断し、時間つぶしに HF に出ることにしました。21MHz で DU1BP 局が記念コールサイン 4D70BP で CQ をかけていたので呼び、その後タイ在住のアメリカ人ハムと 20 分ほどラグチューをしました。タイの免許規制の厳しさを話題に盛り上がり、自分の英語能力もなかなかじゃん、といい気分に浸りました。その後も CQ を続けましたが、さすがに応答無く、2:44 に HF を QRT して、FO-20 向けセットアップを開始しました。

セットアップ完了
セットアップ完了 (大きな写真でごめんなさい)

幸い雨も降らず、星の見える良い天気の夜です。ただし、かなり湿気がおりてきて、身体もリグもベトつきます。都市部と違って KH2JU Danny 宅はジャングル内にありますので、夜間の結露はかなりのものになようです。物品の保管には、乾燥剤が不可欠ですね。

さて、LEO 衛星オンリーの今回では一番の DX になる見込みの、3:18〜3:37 の FO-20 のパスがやってきました。東向け最大 21 度の南下パスです。AOS 後、ループテストも済まないうちに WH6BIE の SSB の呼び出しを確認!、何とか 53-43 でレポート交換に成功!、バンザイ!。すぐに Kyle の側で山影に入ってしまったらしく、信号が取れなくなってしまいました。ギリギリセーフでした (-o-;)。視界内に JA があったので、夜更かしさんを期待して以後 CQ を連発したのですが、さすがに応答はなく、VK の南側と ZL が視界に入ったあたりで、こちらのアップリンクが届かなくなってしまいました。まあ、どっちにしてもこんな時間(月曜早朝)じゃ、誰も聞いてないよなあ…。

WH6BIE Kyle 側のアンテナ。ハワイは日の出後すぐに撤収し、シャック内からインターネットに接続すると、Kyle から写真つきでメールが届いていました。いや、すばらしい設備ですね。こちらも撮影した写真 (上) をすぐに加工して返信しました。あちらの立派な設備に対して、こちらはカメラ三脚利用の貧弱設備、対比させると面白いですね。

撤収の後も、AL-80B の故障ヶ所探しでしばらく見ました。電源回路入り口の 2A ヒューズが飛んでいるのを確認、詳しくは明日にでも Danny に聞こう…。さすがに眠くなり、 4:00 に沈没。すぐに意識を失ってしまいました。

15.いよいよ最終日です

目が覚めたのは 8:00 でした。それも、KH2JU Danny が部屋に入ろうと、鍵をガチャガチャ開ける音で目覚めまして…。クーラーの電源が切れていたところを見ると、寝ている間にまた停電があったようですが、UPS の警告音に気づかなかったとなると、目覚まし程度では起きないほどに爆睡していたみたいですね。まあ、起動しっ放しのノートパソコンが無事動いていましたので、停電は短時間で済んだようでしたが、結局、滞在中は毎日、停電があったことになりました (- -;)。

日本は体育の日で祝日ですが、無論グアムは平日、月曜の朝です。出勤前の Danny と 30 分ほど話をしました。来週のレンタルシャックの客の件、リニアのセットアップの件、残していくパーツ類の件、AL-80B の異常の件…。5泊6日もしているのに、ほんと、毎日忙しいったら…。とりあえず、PTDXC のレンタルシャックは 75/40/20/15/10m で 500W or 200W (停電時は 100W)、および 6m で運用が可能な状態になりまして、来週のお客さん達も不自由なく使えそうです。11 月頭には、別途 KW リニアが来る予定ですし、米本土から Force12 XR5 が届けば、故障のローテータも交換できるはずですし、18/24MHz にもビームで出られるようになります。私の預けた設備を使えば、LEO 衛星もOK!。誰かやらないかなあ…。

Danny の出勤を見送った後、衛星のスケジュールを確認しましたが、寝坊のおかげで 8:00〜 の AO-27、8:31〜の UO-14、8:48〜 の AO-7 は QRV チャンスを逃してしまいました。また、Danny 宅の CATV インターネットサービスが異常のようで、ネット接続ができません。EchoLink に接続している Danny のパソコンも、どうも HDD に問題があってうまく起動できないようです。まあ、これだけ電源事情が悪く、かつ湿度の高い環境だと、HDD に不良ができても仕方ないかも知れません。とりあえず、10:12〜10:22 の UO-14 へ向けて機器をセットアップしました。今日は夕方でここを引き払うので、これが最後の FM 衛星への QRV となります。

その最後のチャンスである 10:12〜10:22 の UO-14 は、西向け最大 11 度の低い南下パス。QRM がきつくてなかなか通りませんが、JA1GDE, JH4DHX/3, JA7JSK 局と交信に成功し、JH0PVF, JR6LDE および JA2NLT? 局を受信しました。パスの後半は比較的通りが良くなりましたが、祝日なのは日本だけ、応答のないまま LOS してしまいました。

16.ISSのPMBを使い放題!

UO-14 の LOS の後、急いでアンテナを南東側に移し、10:45〜10:55 の ISS へスタンパイしました。南東 34 度のパスで太平洋上のため、どこかと QSO できる訳ではないのですが、誰の迷惑にもならないので、ISS の PMB にアクセスしてみるには最適のチャンスです。

ヘルプ画面とメッセージリストを取得

…ううむ、ISS の PMB はクルーとのメッセージ交換用のはずなのだが、この ALL 宛の多さは一体何なんだろう?。試しにいくつか ALL 宛を読んでみることにしました。

ALL宛メッセージの内容 (半角カナ文字があります)

…絶句 (- -;)。

続いて 12:22〜 に ISS があり JA との最後のチャンスです。とは言っても、JA 側の仰角が高いので混信でキツいかも知れません。15:18〜から FO-29/20 のチャンスもありますが、17:00 に辞去するために、もっと早めに機器の撤去が必要で、対応できません。つまり、この ISS が衛星 QRV の最後ってことになります。この後夕方までは HF をして時間を潰そうか…、いや、そんな時間があったら AL-80B の点検をした方がいいかも… (--;)。とりあえず、アンテナを北西向けに移した後で、21MHz でぽつぽつと QSO しつつ、12:22〜 の ISS を待つことにしました。AOS 時間に 145.825MHz で JH3BUM 局のパケットを受信、が、こちらからのアップが全く通りませんでした。

受信ログ:時間はJST

JH3BUM>CQ,RS0ISS* [14-Oct-02 11:28:09] <UI R>:

JH3BUM>CQ,RS0ISS* [14-Oct-02 11:28:51] <UI R>:

JH3BUM>CQ,RS0ISS* [14-Oct-02 11:29:56] <UI R>:

RS0ISS>CQ,SGATE [14-Oct-02 11:29:56] <UI R>:
>ARISS - International Space Station

JH3BUM>CQ,RS0ISS* [14-Oct-02 11:30:59] <UI R>:

RS0ISS>CQ,SGATE [14-Oct-02 11:31:57] <UI C>:
>ARISS - International Space Station

17.リニアアンプの故障原因は真空管だった

ISS の終了後、いつでも出発できるようにと、荷物のパッキングを開始しました。その後、シャック内のケーブル類にタグを付けたり、不要品の整理をしたり、次の利用者向けにメッセージを掲示したり…、時間はあっと言う間に過ぎていきました。オレ、旅行で来たはずなのに…貧乏性だなあ。

結局、真空管 3-500Z が死んでいた荷造りとシャック整備が一段落したところで、AL-80B のチェックを再開しました。回路図と比較して…、ええと、ヒューズの機能が電源 on 時の突入電流防止回路の安全用だから、これが飛ぶってことは、整流回路以降のどこかがショートしているってことで…、どこだろう…。

向きを変えようとして、AL-80B を動かしてみたら「ガラッ」と嫌な音…、何か回っているような音です。ん…?、ああっ!、真空管 3-500Z の内部のフィンが外れて回転している! ('o';)。これが原因でショートしているんだな。

タマの予備を持参していた訳ではないので、後は次の PTDXC メンバーに任せることにし、真空管を引き抜き、ケースはあけたまま、ネジだけ小皿に移しました。14:50 にチェックを終了です。

あとここに居られるのは、17:00 までの2時間です。

18.最後にHFでパイルを浴びる

…そう言えば、今日は朝食も昼食も取ってません…。夕方、ショッピングモールが開いているうちに行って、安く済ませたいものですが、この長氏だと 24h 営業マックで夕食になるかも。とりあえず、初日に買ったお菓子(ポテトチップ)を水で流し込んで空腹を癒します。…とてもリゾートに旅行に来たとは思えません (--;)。

さあて、することがなくなりました。せっかくなので 15:10 から HF に出ることにしました。21MHz SSB で CQ を出したら…すごいパイルで抜けられません。うわ〜、どないしたらええねん。途中、Danny が戻ってきたのですが、パイル中の私を見て「もっとヤレ」とケシカケられました。結局、17:00 辞去の予定を変更して 18:24 までパイルをさばくことに。サテライトで数十 QSO しかしていないのに、HF、それも 21MHz SSB の最後の3時間ちょっとで 300 局以上…、ああ、疲れた。

忘れ物を確認し、Danny に挨拶して再会を約束し、18:45 に辞去しました。朝からまともに食事してなかったので途中ショッピングモールに寄り、閉店時間が迫っていたのでチャモロ定食をテイクアウト、初日に泊まった空港近くの安ホテルに再度チェックインです。明朝 4:30 のモーニングコール (Wakeup Call) を依頼し、食事とシャワーを済ませてパソコンを広げ、JAMSAT-BB への投稿記事を書いて Upload しました。

後は明日、無事に帰国するだけです。

JAMSAT-BB 日記のコメメントから

明日は 4:30 のモーニングコール (wakeup call) で空港に向かい、6:55 発の福岡 行きの便で福岡に戻ります。今日はこれから仮眠します。 交信いただきました皆さん、ありがとうございました。

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Edited by : Yoshihiro Imaishi 今石良寛
JF6BCC, KH2GR, ex-T88IY, ex-V63BP
mailto: jf6bcc@nospam.jarl.com ("nospam."は除去して下さい)

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