Updated : 2003/10/5 - All pages are written in Japanese only.

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KH2GR グアム旅行記2
2003/9/5(金)〜9(火)

(3) PTDXCレンタルシャックについて

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1. シャックの紹介

Palm Tree DX ClubPalm Tree DX Club (PTDXC) は、グアム在住の KH2JU Danny 氏のシャックを拠点とした DX クラブで、クラブ局 WH2DX を開設しています。クラブメンバーのみでなく、レンタルシャックとして部外の短期滞在者への便宜も図っています。

今回の旅行では、PTDXC メンバによる 2003 All Asian DX Contest (Phone) の参加を目的…(いや、名目に ^^;) に、私も含めたメンバー3人で、WH2DX からの運用を行いました。もっとも、私は 5MHz 帯の運用とサテライトを旅行目的のメインにしていまして、実際にコンテストで運用したのはほんの少しでしたが Hi。

PTDXC のシャックはグアム北東部にあるPTDXC の詳細は公式ホームページをご参照ください。グアム島の北部でアンダーソン米空軍基地近くのジーゴ地区の住宅街にある KH2JU Danny 宅にあります。住宅街と言っても、周囲に家は殆どなく、ジャングルの中にポツンと一軒家があると言う状況で、一番近い隣の家までは 100m 近くありそうです Hi。

現地までの交通機関は、自動車オンリーです。繁華街ではありませんから巡回バスも来ませんし、ホテルではありませんから送迎サービスも原則としてありません。とは言うものの、初めて来る人に簡単にわかる場所ではありませんので、Danny が空港の送り迎えをサービスしてくれる場合もあります。初回はともかく、2度目以降の人はできるだけ、空港でレンタカーを借りて自力で行くようにしましょう。

2003年9月のシャック公式ホームページには現地までの道路地図が載っていますが、グアムの道路は日本と違って、親切な標識はあまりありません。とりあえず、何とかがんばって 15 号線に出たら北上してください。ジーゴ (YIGO) の教会が右手に見えたら減速、その先の緩やかな右カーブが終わったところの右側に、小さな入り口のサインがあります。

シャックは Danny 宅の2階です。建物の北西隅に無線用の部屋があり、その上にマストと HF のビームアンテナが建っています。無線用の部屋は運用デスクとソファ・ベッド、シャワールーム(トイレつき)があり、3人までなら泊り込みも可能です。

台風銀座のグアムで、それも近年は異常気象で巨大な台風が連続して襲ってきていますから、PTDXC のアンテナも、台風が来るたびに退避と再設置を繰り返しています。被害が出ることもありますし、シーズンの関係でメインの運用周波数帯を変更することもありますので、設置されているアンテナは頻繁に変わります。2003年9月の訪問時点では、マスト頂上の 14〜28MHz 5バンド 11 エレビーム Force12 XR-5 と、その直下に HF オールバンドの T2FD ダイポールが上がっていまして、滞在中に 50MHz の5エレ八木と 3.8MHz のダイポールを追加で立てました。PTDXC での運用を予定している方は、出発前にアンテナの設置状況をご確認ください。台風などの通過タイミングによっては、到着後にアンテナ建設からはじめる必要があるかも知れません Hi。

2.オペレーションデスク

さて、公式ホームページにも記載がありますが、今回の滞在中に、無線機などが配置されているオペレーションデスクを、複数オペレータの同時運用が可能になるよう、Danny が準備した新しいものに交換しました。

左がこれまでのデスク、右が新しいデスク

写真の左がこれまでのデスクで、これも立派なものではありましたが、2人以上が同時に運用するには手狭でした。右が新しいデスクで、2人同時運用でも十分な広さが確保できます。デスクの設計ミスでパソコンモニタの置き場が無いなどの不都合もありましたので、皆さんが実際に行かれる時には、ちょっと加工されているかも知れません Hi。

2003年9月の無線機の配置

無線機の配置は 2003年9月の時点で、上の写真の通りです。こちらも、シャックのオーナーの Danny や、運用者の都合によって変わることがありますのでご注意を。FT-1000MP Mark-V JRL-2000F がメイン機、FT-1000DHL-1K がサブ機で、50MHz は FT-920 が使えます。このほかにもいくつかのリグが置いてありますが、クラブのもの、Danny の個人のもの、過去の訪問者が置いていったものなど様々ですので、利用者は使う前に Danny に確認しましょう。60A 級の DC 電源が設置してありますので、自前の無線機を持参して持参することも可能できます。

シャックにはこの他に 100Ah 級の 12V DC バッテリーが置いてあります。突然の停電が結構あるグアムですので、そういう場合に備えて DC ジャンパケーブルを用意した方がいいかも知れませんね。HF〜50MHz の FT-920 が DX 12V で駆動されています。

なお、KH2JU Danny は自宅1階に自室に、CATV (上りはダイヤルアップ) のインターネット接続環境を用意していて、ワイヤレス LAN で2階のパソコンを接続しています。訪問予定者は 802.11b 対応のワイヤレス LAN 子機を持参すれば、持参のパソコンをネットに接続できます。

3.グアムのQSLビューローについて

とりあえず仕分けを試みたが…日本の JARL QSL Bureau とは規模が全く違いますが、KH2 グアムにも QSL ビューローがあります。アメリカの QSL ビューローは原則としてコールエリア単位で、発送はなく受け取りオンリーです。昨年まではマリアナクラブの他のメンバーが担当を勤めていたのですが、ミーティングの際に自分のものを持ち帰るのみの仕組みであったことと、担当者があまりアクティブでなく処理が滞っていました。無論、在住者以外には利用できません

2003年から、このビューローの担当者が KH2JU Danny に変わり、ビューローの私書箱に届いたカードの郵袋や小包は、Danny 宅で仕分けされることになりました。が、Danny 宅を訪問してみると、そこにあったのはダンボール箱一杯の未処理の郵袋の山!

未処理QSLカードの山!コンテスト中の空き時間を、もとい、睡眠時間を削って (^ ^;)、とりあえずその中のひと束の仕分けを試みましたが、あて先が多くてごらんの通りの有様でした。しかも、あて先の殆どは、グアム在住者ではない KH2 コールサインの持ち主なんです。

KH2 のコールサインを持つ非居住者の殆どが日本人ですから、この現状は「日本人のせい」と言っても過言では無さそうです。無論、殆どの KH2 コール保持者は、DX News などに QSL Info を流して、グアムのビューローではなく JA のコールへ送れとアナウンスをしているはずですが、実際にカードを送ってくる局 (JA であるかそれ以外かに関わらず) は、そういうことは意識せずに KH2xx 宛てでそのままビューロー(発送サービス)経由で送ってしまうのでしょう。

これではビューローが機能しないのは当たり前ですね。グアム在住者に迷惑をかけないよう、訪問者の方で何とか対策をしなくてはなりません。

とりあえず、ビューローがビューローとして機能するように、仕分け方法を工夫することにしました。もちろん、コールサイン1つごとに棚を1つ用意するような、本格的なものを準備することは困難ですが、せめてプリフィックス単位の仕分けと、居住者・非居住者の仕分けくらいはできないと…。

とりあえず整理したQSLビューロー廃材を利用して作成したのは左のようなものです。グアムの5つのプリフィックス (KG6, AH2, KH2, NH2, WH2) ごとに箱を1つ用意 (実際は KG6 は KG6DX のみなので、箱は他の4つだけ) を準備し、到着したカードをまずプリフィクスで分別します。各箱には黄色のメモ用紙がはひっかけてあり、ここには在住者のサフィックスが記入してありますので、箱に入れる際に、在住者宛かどうかを判断するのです。在住者でない人の分は、右のポリ袋にまとめて入れられてゴミ箱行きとなります。

滞在中の準備時間が足りなかったので、全ての在住者サフィックスを (qrz.com で調べ) リストし切れませんでしたが、Danny が仕分け作業をする分には、誰が在住者であるかはわかっているはずですから、問題にはならないと思います。訪問者の方は (特に KH2 コールサイン持ちのひとは) 、空き時間に仕分け作業をして欲しいと思いますが、その際、在住者のサフィックスリストが完全でない可能性がありますので、仕分け中に見慣れないカードがあった場合には、qrz.com などて確認をお願いします。

仕分けをしていて気づいたのですが、諸外国の QSL ビューローの発送サービスって、結構いい加減ですね。さすがに JARL からの船便の郵袋にはグアムの分しか入っていませんが、某国ビューローからの封筒には KH2 どころかアメリカ全部のカードが無分別なまま入ってましたし、隣の北マリアナ KH0 宛の分までグアムに届いてたり…。あと、日本からの束の中に To Jxxxxx via KH2xx なんてのが入っていて笑ってしまいました。私も via JF6BCC で、カードの記載方法を理解していない妙なカードを貰うことが多いのですが、世の中にはもっと不思議な解釈をしてカードを書く人がいるんだなあ、と…。


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Edited by : Yoshihiro Imaishi 今石良寛
JF6BCC, KH2GR, ex-T88IY, ex-V63BP
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