Last Updated : 28th.May.2002


小笠原・父島移動運用記
2002/4/29〜5/7 (父島滞在5/1〜5)

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9.竹芝桟橋へ

6:20 に起床し、朝食つきのパックだったのでホテルのバッフェに行きました。品川プリンスホテルと言えば一流の高級ホテル。朝食の内容にもちょっと期待していたんですが、正価 \1,700- もする朝食バッフェにしては、…マズい (--;)。早々に退散しました。昨夜の仕分けで4つになった荷物を抱えて、7:00 にチェックアウト。竹芝桟橋まで電車行こうと考えていましたが、荷物を引きずってホテルのドアを出たところで、荷物の重さに耐えかねた軟弱な私は断念 (- -;)。ふらふらっとタクシー乗り場に近づき、タクシーを使ってしまいました。竹芝桟橋まで \1,700- 也。ま、予想より安かったからいいか。


▲あれ〜ガラガラだ

竹芝桟橋には 7:50 に到着しました。G/W だし、さぞかし乗船客で混雑しているのではないか、と思っていたのですが、到着した乗船手続き窓口付近は…ガラ空きです ('o')。手続き開始は 8:30 ですから、もう並んでいるのではないかと思ったのですが…。

でも、考えてみればそれが自然なのかも知れません。せっかくの 10 連休、G/W を小笠原で過ごそうと考えている旅客は、普通なら1便早い 4/27 出港便で行っているんでしょうね。そして、G/W 最後の 5/6 帰着便の予約を済ませてあるのでしょう。となると、今日 4/30 便で大量の旅客があったとしても、2隻分の旅客全部が 5/6 帰着便1隻に乗れるはずが無いのですから、「帰りの便が取れないので行かない」ことになる訳です。

既に 4/27 出港便で 800 人行っているのですから、帰りの 5/6 帰着便が定員一杯の 1,000 人として、途中での入れ替わりやもっと長期に滞在する旅客が多少あったとしても、この便の旅客は 200〜300 人程度になるのが自然なのでしょうね。

今回はツアー会社経由で乗船券を手配しましたので、小笠原海運の手続き窓口ではなく、その脇にある臨時のツアー窓口で乗船手続き終えました。二等船室の旅客は、並んだ順にC→D→Eデッキに入ると聞いていましたが、貰った乗船券の整理番号は 92 番、これだと、急いで並べば窓のあるCデッキの二等船室に入れそうです。…しかし、Cデッキの二等船室は機関室の真上で振動と騒音が激しいと聞いています。階下になるDデッキEデッキだと、窓は無い代わりに船首側になるので機関室から遠ざかり、少しは静かでしょう。

そこで、今回はわざと乗船を遅らせて、Eデッキを狙うことにしました。


▲乗船手続き窓口


▲おがさわら丸


▲手荷物コンテナ


▲手荷物コンテナ積載中

乗船開始まで時間があったので、桟橋そばで写真撮影やメール書きにいそしみました。なにしろ、ここを出港してしまうと、父島に着くまではネット接続ができないのですから…。桟橋には既におがさわら丸が接岸していて、預託手荷物(チッキ)を詰め込んだコンテナを、後部貨物コンテナデッキにクレーンで積み込んでいました。意外だったのは、おがさわら丸が左舷側(スターボードサイド)を向けて接岸していることです。普通は右舷側(ポートサイド)を接岸するものだと思うんですが、港湾の狭さによる事情なのかも知れませんね。

9:30 の乗船開始時刻に待合室に戻ってみると、案の定、300 番あたりまでしか列がありません (^^)。難民船状態になるかと考えていましたが、これなら十分に楽ができそうです。

ここで、船酔い防止の酔い止め薬を服用しました。旅行会社の方からお勧めいただいた、エスエス製薬のアネロンニスキャップと言う、6カプセルで \1,000- くらいのものでした。1カプセルで 24 時間効くそうで、今回の片道 25 時間の船旅にはうってつけです。

300番台の旅客が出たあとの 9:45 頃に、のんびりと乗船の列に並びました。乗船時に渡された指定番号は E-1 の 249 番、通されたのは船底Eデッキの右舷前方一番奥のコーナーでした。十二分に足も伸ばせるし、荷物棚もコンセントも近くにある良い場所で、窓がないEデッキとは言え、壁には窓を模した照明があり、圧迫感がありません。


▲乗船開始


▲指定された場所(奥から5人目)

10.出港!〜船旅の開始


▲Aデッキ上の甲板

貴重品をセーフティーボックスに預けた後、出港の様子を見にデッキに上がりました。考えてみると、船旅と言うのはかなり久しぶりです。…寒いっ!。南風がかなり強く、薄着では震えてしまいます。時間ギリギリに慌てて駆け込んでくる船客が居ましたが、銅鑼と警笛が鳴り響き、おがさわら丸は 10:05 に出港しました。

しばらく船内を探検した後、自分の場所に戻って一休みです。


▲出港し岸壁から離れた

 

出港2時間後の 12:20 頃に、ハンディ機 C-501 を持って甲板に出ました。雨天ではないものの、甲板は波しぶきの飛沫でビショ濡れで、ところどころに塩が結晶しています。向かい風で 40km/h 近い速度で進むおがさわら丸ですから、甲板は台風の中に居るような強風、やむなく船尾の風の来ない一角に避難です (- -;)。こりゃ、天気が良くても元気でも移動運用どろではありまませんな。船は東京湾を抜ける頃で、左右に陸地が見えました。2m 帯をワッチするとあちこちで信号、衛星帯の 145.820MHz にも FM 音声が強烈に入ってきます (- -;)。


▲船室に広げたパソコン

と、145.86MHzでなにやら CW らしい信号があります。FM 幾ではスケルチの開放音としか聞き取れませんが、C-501 の短いホイップでも S5 くらいと強力です。おそらく RS-13 のビーコンなのでしょうね。12:30 あたりまで聞こえました。

船室の居場所に戻って、パソコンで CALSAT32 を動かして確認しました。やはり RS-13 のパスでした。C-501 ではなく FT-817 を持って甲板に出ていればよかったんですよね、残念。

酔い止め薬が効いているようで、全く悪寒を感じません。そこで、昼食を取ろうと船内のレストランを覗きましたが、あまり食欲をそそるメニューではありませんでした。高いし…。そこで、自販機のカップ麺 \200- で済ませることにしました。

12:45 あたりから、船の揺れが大きくなりました。東京湾を抜けて外海に出たからなのでしょう。もっとも、ひどいと言うほどの揺れでもありません。気分が悪くならないのは、やはり酔い止め薬の効果のようです。船酔いが心配でしたがこれなら問題なさそうです。

14:15〜 に ISS のパスがありましたので、FT-817 に Visor Edge 用 TNC の SM-2496 を接続し、受信とアクセスを試みました。…が、FT-817 & ホイップの至近で SM-2496 を動かすと、145.800MHz にひどい雑音が出るです (- -;)。受信できているのかどうか、全くわかりません。何回か ISS 向けにパケットを送出してはみたのですが、果たして届いていたのでしょうか?…。引き続いて 21MHz にも出ようかと考えていたのですが、風のキツい甲板で塩まみれになるのは、リグにも自分にも悪そうです。ここは大人しく断念しておくべきと考え、船室へ引き上げました。

11./MMでQRV

仮眠の後、17:45 に目を覚ましました。相変わらず船は揺れていますが、気分は悪くありません。そこで、今度はFT-817 と 21MHz ホイップ、バッテリーを抱えて後部甲板へ移動し、21MHz に QRV してみることにしました。既に日本から約 300km 南下していて、ちょうど、夕日が八丈島に沈む景色が右舷方向に見えました。

21MHz をワッチしますが、JA はスキップしていて近隣局や VK,ZL,DU 局ばかり入感します。しばらく CQ を出して、一度 LA? 局から呼ばれたようでしたが、交信には至りませんでした。ダイヤルを回して強く入っていた T88BA 局を呼び 56 を貰い、何とか1交信達成。5W & ホイップなのに、大したものです。その後 18:22 まで CQ を出しましたが応答はありませんでした。


▲八丈島に沈む夕陽

撤収し、レストランで豚肉しょうが焼き定食の夕食をとりました。 \1,150-也。特段うまい訳もありませんが、なかなかイケます。何にしても、食欲があるのは良いことです。

19:38〜 に UO-14 の東向け北上パスがありましたので、C-501 とホイップだけ持ってデッキに出ました。19:38 にかすかにダウンリンクを確認、やはりホイップでは弱いかな、と思っていましたが、19:40 あたりからかなり良好に入るようになり、JH0PVF, JM7DRM, JR8WWS, JA4QIK, JK1AVR, JA1GIN, JA7JSK, JH9TJT?, RW0LIA 局を受信できました。こんなに船が空いていて、全く船酔いせずに済むとわかっていたなら、手持ち八木を持ち込んで QRV できたのでしょうが…残念です (--;)。

21:18〜 にも UO-14 のパスがありましたが、すでにとっぷりと日の暮れた時間で、消灯時間も近かったため、ワッチしませんでした。船内の船舶衛星公衆電話から自宅に安否確認の電話を入れて船室に戻り。22:00に消灯です。

なお、おがさわら丸のCデッキロビーに2台設置されている船舶衛星電話のうち1台に、データ通信用の端子が出ていることを確認したのですが、たぶんロクに接続できないだろうと思って挑戦しませんでした。通話料金の高い衛星電話だと、通話料が勿体無いですからね (^^;)。


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