この投稿は、MobileGear2 for DoCoMo(通称「ドコモバ2」)の消費電流を測定したときのものです。
※00/05/13 画像をjpegに変更。
[HPC-Talk:09423]
ドコモバ2の消費電流
08 Dec 1999 00:18:14 +0900
今石です。
電源の変換アダプタをこしらえて、E-55
用の外部電池ボックス(単3×
3本直列)でドコモバ2を動かしてみました。ニッケル水素電池3本で、動
作中の電池の端子電圧は 3.9〜4V
です。この投稿もその状況で行っていま
すが、問題なく動作しています。
丁度酔い機会なので、半年ほど前に、E-55 や A-51
で消費電流を測定し
た時の方法と道具を使って、ドコモバ2の動作時の電流をざっと測ってみま
した。内蔵電池2本の場合とは消費電流が違うかも知れませんので、参考だ
けにして下さい。測定方法は、テスタを直列接続して
500mA 電流レンジで
測定をし、同時にデジタルテスタで電池の端子電圧を見ました。電流測定
による電圧降下分があるはずですが、ちょっと目をつぶってます
(^^;)。
(1) リセット直後 190mA
(2) 何もせず待機中 45mA
(3) サスペンド中 4mA
(4) Hum! で MP3 データ演奏
データを本体メモリに置く 160〜190mA
データを San 20MB CF に置く 170〜220mA
(5) Paldio611S と QMAIL2 で通信 55〜140mA 平均して 70mA
位
(6) 赤外線ポートからリモート接続を実施
ただし自宅なので相手なし (^^;) ....70mA
(7) ノート用マルチファンクションカード OMRON ME3314LC-D
の
33.6kbps モデムを使用
カードセット後の最初の起動時 320mA
プッシュ音送出時 440mA
ダイヤルパルス送出時 400mA
QMAIL2 / PIE で通信時 410〜440mA
切断後 (QMAIL2動作中) 70mA
なお、通信中の外部電池の端子電圧は 3.7V
まで降下。
(8) バックライト点灯 +80mA
ただしアナログモデムで通信中は、点灯させても
+30mA 程度しか
増えなかった。
やはり、611S
や赤外線での接続はエコノミーですね。バックライト点灯
は思ったほど電気を食わないみたいです(少なくはないですが)。しかし、
アナログモデムは電気を食うといいますが、結果は、外部電源でも
350mA
以上食われたことを示しています。通信後に引きぬいたカード本体も、結構
熱を持っていました。
以前 E-55
で測定した時は、外部電源であっても電圧が低くなればなるほ
ど消費電流は増える傾向にありました。ドコモバ2でも、内部で
CF を駆動
するために 3.3V
が必要なはずなのに、単3ニッケル水素電池2本の
2.4V
で動作するってことは、内部に昇圧コンバータがあるのだと思いますので、
電圧が低ければもっと消費電流は増えるかも知れません。しかし、ただでさ
え 400mA
もの負荷は、乾電池にはツラいものがあるのに、内蔵電池の場合は
もっと沢山食うかも知れないとなれば…、内蔵電池で普通のカードモデムを
使うのは無謀ですね(もちろん低消費電力のものを使えばいいんでしょうけ
ど)。
E-55 付属の AC
アダプタも接続できる状態にしてありますが、5V
かける
と壊れるかも知れないのでまだ試していません (^^;)。
以上、参考になれば幸いです。
[HPC-Talk:09531] Re:
モバギ AC.. ドコモバ2の携帯通信時の消費電流
11 Dec 1999 13:25:53 +0900
今石です。
At 1999/12/10 15:52:36 こおへい wrote:
> >
収めてあります。明日にでもICカード公衆電話とか、同僚のドコモの
> >
携帯を使った時の消費電流をチェックしてみたいと思います。
同僚の N207
を借りてやってみました。携帯電話への通信を開始すると、
それまで 40mA だった消費電流が 110mA
となり、接続を切ると 40mA に戻
りました。内蔵の携帯電話アダプタは、使用時のみ
70mA ほど食うみたい
です。なお外部電源は単3ニッケル水素電池3本直列で約
4V でした。
で、携帯電話でのデータ通信は初めて経験しましたが…遅いですねぇ。
PHS の 64K
通信に慣れている目には、とてつもなく遅く感じました。こ
れで通信費も維持費も高いとなると… (T_T)。
では。
[HPC-Talk:10558] P-in
その他の消費電流
09 Feb 2000 13:18:00 +0900
今石です。
P-in
を拝借して、昼休みにドコモバ2での消費電流を測定してみました。

DDIP : Panasonic KX-PH402 & Kyocera PS-T15
33.6k : OMRON ME3314LC-D MultiFunction Card.
通信中 :
ダイヤルアップ接続中、何も実行していない状態。
この表を見て「あれ?」と思う人も多いと思います。測定値に矛盾があり
ますからね。いまはちょっと時間がないので、この結果の考察についてはま
た後からまとめたいと思います。
ざっと言えることは、P-in の消費電流は、電池を自前で持っている
611S
にはかなわないにしても、公称消費電力 500mW
の通信カードの6割位しか電
気を食っていないってことですね。
とりあえず以上です。
[HPC-Talk:10588] Re:
P-in その他の消費電流
09 Feb 2000 23:36:45 +0900
今石です。
<<中略>>
# う〜時間がないよ〜。
測定系の回路図を書きます。等幅フォントで見てください。

(V) : ラジケーター利用の簡易電圧計。内部抵抗
22Kohm
(A) : テスタの 500mA DC 電流レンジ。内部抵抗 1.1ohm
<= これ!
電源 : 3V =
単3アルカリ電池2個直列(+ダミー電池)。実測で
3.0V。
4V =
単3サイズニッケル水素充電池3個直列、実測で
4.0V。
この時、ドコモバ2内部には単3ニッケル水素充電池2個がセットされ
ています。
矛盾と言うのは「電圧が下がると消費電流が増える傾向があると見える
にも関わらず、ピーク時の消費電流は 4V より 3V
の方が少ない」ってこ
とです。本当なら 3V
時にはもっと電流が食われているはず。
でもこれは、電流測定のために挿入している電流計が悪さをしているん
ですね。400mA 流れると (A) で 0.44V
もの電圧降下が発生します。この
時 3V 電源からこの分だけ降下して、ドコモバには
2.56V しか供給され
ません。そのため、ドコモバ内部の電池(端子電圧は実測で
2.6V)から
も電気を使ってしまい、外部から測定できる見かけ上の電流が少なく見え
てしまう、と言う訳です。
4V 電源の時は、0.44V 降下してもまだ 3.5V
以上あるので、内部の電
池からの電流は使われていないと思いますが…外して測定できる訳では
ないので確証が持てません。それに何より、4V
で測定したとか言いなが
ら、消費電流によって電圧がフラついている訳ですから、結果もアテに
なりませんよね。
この問題を回避するには、
(1) もっと内部抵抗の低い電流計を使う。
(2)
電流計を通した後の端子電圧が一定値になるような定電圧電源装置を
電源に使う。
が必要な訳ですが…、手元にはそんな高価な測定器は無いんですよね。
また特に (2)
用の安定化電源装置は、自宅で測定するんならまだしも、
外に持ち出す訳にはいきません。かと言ってバッテリを電源にして、わざ
わざこのために持ち運びできる安定化電源を作る訳にも…ねぇ(^^;)。
とにかく (2)
の装置に割ける余分なオカネは、つい先日 AtermWM56
を
衝動買いしてしまった私 (^^;)
にはないので、とりあえず (1) を努力し
て、内部抵抗 0.2ohm
の電流計を実現したいと思います。0.2ohm で
500mA
流れた時の降下は 100mV (0.1V)、これならあまり影響もないだろうし、こ
んな感じで実現できるでしょう。

DMM : デジタルマルチメーター
内部抵抗数Mohmの電圧レンジを使う
R : 1ohm の金属皮膜抵抗5本を並列接続。
測定値=100mV のとき 500mA 流れている
ことになる。
もっとも、mV
単位の測定精度がどこまで出せるか、気になるところで
すが…。週末に元気があったらパーツ屋に行ってきます。
では。
[HPC-Talk:10642] P-in
その他の消費電流
11 Feb 2000 20:42:32 +0900
今石です。
<<中略>>
作りました。こんなんできました(みにくい写真ですが)。

テスターと直列接続して電流をざっと測って見ましたが、表示電圧
x5
でうまく電流値と合うみたいです。これで 500mA
流しても電圧降下は
たった 0.1V で済みます。その代わり 100mA (=20mV)
以下だと多少の
変動があっても読みにくいですが (^^;)。
では。
[HPC-Talk:10648] P-in
その他の消費電流
12 Feb 2000 08:36:21 +0900
今石です。
昨夜こしらえた電流測定アダプタを使って、ドコモバ2と手持ちの機
器で、再度、消費電流を測定してみました。

DDIP : Panasonic KX-PH402 & Kyocera PS-T15
33.6k : OMRON ME3314LC-D MultiFunction Card.
(Win95用だが、ドコモバ2でもモデムは動作する)
通信中無操作 :
ダイヤルアップ接続中、何も実行していない状態。
(前回) : 内部抵抗1.1ohmのテスターで測定した際の結果。
※ドコモバ2は単3ニッケル水素電池2本を内蔵。
※電源に直列に挿入した0.2ohm抵抗の両端の電圧を測定(mV)→x5(mA)
だいぶそれらしい値になってきました。ただ、単3アルカリ電池2本
にとって 400〜500mA
あたりの電流を取り出すのは酷なようで、最大値
のデータがまだおかしいですね。おそらくここら辺になると、電池の内
部抵抗で電圧降下が起き、前回と同様に内蔵の電池からの電流が食われ
ているのでしょう。
ここら辺をもっと検証するなら、それこそ電源に電圧可変の安定化電
源装置を使って、負荷が増えても電圧が変化しないようにする必要があ
りますが…目的は「電池を電源にした時にどの位電流を食うか」の目安
を知ることなんですから、そこまでやってもあまり意味が無いんですよ
ね。とりあえず今回の結果から、およその消費電流は見当がつくように
なったので、これでよしとします。
P-in
についてはまた借りて試したいところですが、DDIP
のデータか
らおよその状況は推測できるので、これも余裕があったら再測定するっ
てことで…(^^;)。
単3アルカリ乾電池×3本の 4.5V
かけてみたらどうなるかな、とい
う気もするんですが、ドコモバを壊したんじゃ意味無いので、これもパ
ス!。
なお、電圧が 3.8V→3.0V と 0.79
倍に下がると、消費電流が 1.4〜
1.5 倍に増えているところを見ると、内蔵電池
(2.6V程度?) からの場
合は 3.8V 時の倍は食っているんじゃないかな、と言う気がします。と
言うことは DDIP のケースだと無通信で 410mA、MAX
値で 710mA…こり
ゃデカいですね。気をつけないとあっという間に電池が切れてしまいそ
う。
特に、この計算で行くと、アナログモデムを内蔵電池で使おうとする
と、ピークで 1A
以上の電気を食うことになります。これじゃ単3サイ
ズのニッケル水素電池で持たないのは当然で、一発で残量警告が出るの
も納得です。いや、ひょっとしたら内部の昇圧コンバーターが過負荷に
なっているかも…(@o@;)今後は内蔵電池でアナログモデム使うのは、や
めておきます。
R300/330
もドコモバ2と大体同じ消費電流だと思われますので、参
考にして下さい。
では。
Posted and Edited by 今石良寛 Yoshihiro
Imaishi.
mailto:imaishi@geocities.co.jp
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